
■タイトル:新春ご利益パワースポット:横浜山手洋館巡りウォーク ■交通・ルート: ◎スタート:JR根岸駅 ◎中継地点:馬の博物館 ◎中継地点:山手駅 ◎中継地点:イタリア山庭園 ◎中継地点:カトリック山手教会 ◎中継地点:ベーリック・ホール ◎中継地点:エリスマン邸 ◎中継地点:山手234番館 ◎中継地点:外人墓地 ◎ゴール点:港の見える丘公園:イギリス館・山手111番館 ■歩行距離:約6.0キロメートル(約2時間) ■歩数:約10,000歩 ■想定消費カロリー量:約400キロカロリー(100歩約4キロカロリーとして計算) ■今回のご褒美:元町でお買いもの |
自分のオリジナルルートをスマートフォンのマップアプリで自動作成して楽しむのが「スマスリウォーク」。前回に引き続き年の初めに縁起の良い場所ということで、今回はシティウォークとして、横浜の山手周辺の西洋館を見て回るコースをご紹介します。
So-netの「国内旅行・ツアー」や、「クラブツーリズム」の「年末年始ツアー」、「ウォーキング・ハイキング登山の旅」なども参考ください。
普通、山手西洋館に行く時は、JR石川町からイタリヤ山庭園を起点に北上するか、東急みなとみらい線・元町中華街駅から港の見える丘公園を起点に南下するかになりますが、今回は、もう少しウォーキングの醍醐味も加味させるとともに、今年は午年ということなので、途中に馬と出会える場所も設けて、根岸駅からの約6キロのコースを作ってみました。それではウォーキングスタートです。
JR根岸駅は、横浜駅から大船駅までのJR根岸線の一駅。通常、京浜東北線が乗り入れているため、あまり根岸線という意識はないんですが、根岸線の根岸駅で待ち合わせとか言うとなんかおしゃれに感じます。在日米海軍の根岸住宅専用施設などもあるため、今回ご紹介する石川町周辺も含めて、日本の中の異国的な雰囲気を醸し出しているのかもしれません。
まずは駅を出て根岸森林公園方面に北上。するといきなり崖をジグザグに上る階段発見。これで一気に高台まで上ります。
高台のおしゃれな住宅街を抜けると、巨大な根岸森林公園。これは横浜競馬場を前身とする、横浜地区を代表する公園のひとつで、日本で初めて様式競馬が行われた場所でもあるんですって。
なので併設して「馬の博物館」や馬に乗れる乗馬施設、ポニーセンターなどもあるんです。今年は午年なので、年の初めから干支に触れられて縁起が良い!!(伺ったのは年末でしたが)
なんとサラブレッドの血統を持つお馬ちゃんもいるんです。写真のお馬ちゃんはシンザンパーク。これに乗れるんです。すごい!
ポニーセンターでは、白毛のポニーちゃんが走り回ってました。
さてコースは、山手方面。ここに言わずと知れたパンケーキカフェ「OLD.B(オールド・ビー)」があります。昨年(2013年)4月にオープンしたばかり。
名物はこんがりとした焼け味がたまんないふわふわの「ブリュレパンケーキ」。今回は、山手の西洋館あたりを夕暮れから見て回ろうということで、3時のおやつにここを訪れてみました。
さて腹ごしらえもできたところで、山手駅前を通過。
山手公園方面に進むと、再び高台に上る階段。さすがこのあたりは山坂が多いです。けっこう良い運動になりますよ。履物は運動靴など軽くて歩きやすいものにしましょう。
高台を抜けるとあたりもだんだん薄暗くなってきました。目の先には横浜のランドマークタワーが見えます。眺め抜群。
ということで、山手イタリヤ山庭園に到着。
この日は年に一度のキャンドルライトの日。庭園のど真ん中に、キャンドルライトの星のオブジェが飾られ、アマチュアカメラマンが撮影を楽しんでいました。
ここから山手西洋館めぐりが始まります。まず最初はイタリア山庭園のシンボル「外交官の家」。明治43(1910)年に明治政府の外交官・内田定槌邸として、アメリカ人建築家J.M.ガーディナーが設計したもの。元々は都内にあったものを平成9(1997)年にこの地に移築され、同時に国の重要文化財に指定されています。
ちなみに同敷地内にあるこちらは「ブラフ18番館」という大正末期に建てられ、カトリック山手教会の司祭館として使用されていた家。中にも入れて、当時の生活が伺えます。
イタリア山庭園を出て港の見える丘公園方面に向かいます。今回のコースのパワースポット、カトリック山手教会では、奥にあるマリア様に御挨拶をしていきましょう。
山手本通りをまっすぐに進むとイギリス人貿易商B.R.ベリック氏が昭和初期に住んでいたという「ベーリック・ホール」。こちらも中に入って当時の生活の様子を見ることができます。
ベーリック・ホールのとなりに隣接するのが大正時代の貿易商が住んでいた「エリスマン邸」。「現代建築の父」と呼ばれたA.レーモンドの設計だそうです。
元町公園前の交差点を外人墓地方面に進むところで、「エリスマン邸」の向かいにあるのが「ENOKITEI」。1927年に建造。現在も喫茶店として使われています。山手銘菓チェリーサンドが有名。
そのとなりにあるのが「山手234番館」。日本人設計家・朝香吉蔵により昭和2(1927)年頃に建築された外国人向けの共同住宅。
そして外人墓地の向かい側にそびえたつのが「山手十番館」。建造物としてはほかの西洋館を模して作られたもので、それほど古いわけではないですが、山手を象徴する老舗レストランですね。
そして港の見える丘公園に到着、ゴール。もはやあたりは真っ暗なので、東京湾を見降ろす風景のみ。様々な色のライトがまじりあって、幻想的な景色を作っています。
港の見える丘公園の端にあるのが、「横浜市イギリス館」(昭和12年建造)と「山手111番館」(J.H.モーガンが大正15年に設計)。写真は入口のイルミネーションが素晴らしかった「山手111番館」。こちらも中に入れるので、ぜひ当時の在日西洋人がどんな暮らしをしていたかを感じ取ってみてください。
新春ご利益パワースポット第二弾・横浜山手洋館巡りウォーク、いかがだったでしょうか。横浜山手はいつでも気軽に行ける場所ですが、西洋館めぐりをしっかりしたのは、生まれて初めてでした。教会と西洋の建築家の魂のパワーをたくさんいただくことができました。
「視覚を刺激」し、老化防止に打ってつけのスマートフォンでスリムアップウォーキングは、運動からだけでなく、心からもスリムにしてゆきます。では次回のスマスリウォークでまたお会いしましょう。